グーグル「アンドロイド5.0」発表 スマホも披露

2014/10/16 8:02
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【シリコンバレー=小川義也】インターネット検索最大手の米グーグルは15日、スマートフォン(スマホ)など携帯端末向けの次期基本ソフト(OS)「アンドロイド5.0(愛称・ロリポップ)」を発表した。スマホとタブレット(多機能携帯端末)、テレビなど複数の機器間の連携を強化した。同OSを搭載したスマホなど3製品も同時に発表した。

世界で10億人以上が使っているアンドロイドの全面刷新は約1年ぶり。スマホOSについてグーグルは、今年6月の開発者会議で次期OSの機能の一部を披露していた。

次期OSは外出先ではスマホやタブレット、自宅ではテレビ、移動中はカーナビと複数の情報機器を使い分ける利用者を想定している。スマホで見ていた動画の続きをテレビで再生したり、タブレットで検索したホテルをカーナビの目的地に設定したりしやすくした。

スマホやタブレットの使用時間を最大90分延長できる省エネ機能や、スマホに腕時計型端末を近づけるとロックが解除されるといったセキュリティー機能も盛り込んだ。

まず米モトローラ・モビリティーと共同開発した新型スマホ「ネクサス6」に搭載し、11月から米国で発売する。日本でも数週間以内に販売が始まる見通し。

ネクサス6の画面サイズは6型と、米アップルの「iPhone(アイフォーン)6プラス」(5.5型)より一回り大きい。アルミ素材のボディーに光学式手ぶれ補正機能付きの1300万画素カメラを搭載。15分の充電で最長6時間利用できる急速充電にも対応する。米国での販売価格は649ドル(約6万8000円)から。

グーグルは台湾の宏達国際電子(HTC)と共同開発した画面サイズが8.9型のタブレット「ネクサス9」と、台湾の華碩電脳(エイスース)と共同開発したテレビ向け端末「ネクサス・プレーヤー」も発表した。ネクサス9はアンドロイド5.0を搭載。ネット動画やスマホのゲームをテレビ画面で楽しめるネクサス・プレーヤーは6月に発表したテレビ向けOS「アンドロイドTV」を搭載する。

グーグルはアンドロイドを韓国サムスン電子などの携帯端末メーカーに無償提供しており、これらのメーカーの端末も順次、次期OSに切り替わる。

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