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IOC、五輪開催を24年パリ、28年ロスで承認
異例の同時決定、辞退相次ぎ

2017/9/14 2:57
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 【フォスドイグアス(ブラジル南部)=外山尚之】国際オリンピック委員会(IOC)は13日、ペルーのリマで開いた総会で、2024年の夏季五輪の開催都市をパリ、28年大会をロサンゼルスに一括決定する案を正式に承認した。パリは100年ぶり、ロサンゼルスは44年ぶりの五輪となる。財政負担懸念で撤退する都市が相次ぐ中、24年大会の有力候補だった両都市を振り分ける異例の同時決定となった。

13日、パリでは2024年の五輪開催を祝うイベントが開かれた=ロイター

 当初、パリとロサンゼルスはともに24年大会の開催を目指していた。しかし招致を目指していた5都市のうち、ハンブルク(ドイツ)、ローマ、ブダペスト(ハンガリー)が相次ぎ撤退。IOCの仲介により、残った2都市で24年と28年大会を分け合う形となった。

 両都市とも夏季五輪開催は12年に開いたロンドンと並び最多の3度目となる。世界各地で住民の反対による撤退が相次ぐ中、パリ、ロサンゼルスとも開催支持率が比較的高く、既存施設を最大限に活用して財政負担を抑える計画が評価された。ロサンゼルスは開催年をずらす代わりにIOCから財政支援を受けるなど、実利を取った。

 巨額の財政負担や開催後の負の遺産が取り沙汰される中、冬季五輪でも招致から撤退する都市が相次ぐなど、近年、五輪開催に対するマイナスイメージが広がっている。当面の開催地確保に成功したIOCだが、今後の運営に大きな課題を抱えたこととなる。

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