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独バイエル、幹細胞分野に米社と270億円 iPS特許使う

【フランクフルト=加藤貴行】独製薬大手のバイエルは12日、米投資会社と共同で、幹細胞の臨床応用を目指す新会社の設立を発表した。京都大学のiPS細胞関連の知的財産を管理するiPSアカデミアジャパンの特許を使い、新会社に4年で2億2500万ドル(約270億円)を投じる。各地での産学連携を通じて、新たな細胞のもとになる幹細胞の再生治療への早期応用を狙う。

バイエルは、ヘルスケア分野に特化した米バーサント・ベンチャーズと「ブルーロック・セラピューティクス」の立ち上げで合意した。ブルーロックはカナダや米国に研究拠点を置き活動する。

バイエルは2014年に京大と創薬研究で提携し、iPS細胞を使った幹細胞の再生医療への応用に意欲を示していた。15年には京大にサテライトオフィスも設置。こうした京大との協力を背景に、自らのネットワークや資金力を生かし幹細胞の臨床研究を加速する。

具体的には、ブルーロックが再生医療や遺伝子治療を手がけるカナダのCCRMと提携し、まず循環器疾患と神経変性疾患で応用研究を進める。CCRMのあるカナダ・トロントと米ニューヨーク、ボストンに研究開発拠点を設置。企業だけでなく各分野の研究機関の専門家も随時参加できる「プラットフォーム」と位置づけ、最新の知見が集まるようにする。

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