VW、EV50車種を投入 2.6兆円投資、計画上積み

2017/9/12 6:23 (2017/9/12 13:40更新)
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 【フランクフルト=深尾幸生、横田祐介】独フォルクスワーゲン(VW)は11日、2025年までに電気自動車(EV)を50車種投入すると発表した。従来の計画から大幅に上積みした。実現のため30年までに200億ユーロ(約2兆6千億円)を投資する。世界シェア首位を争うVWがEVをさらに強化することで、世界的に規制が強まるガソリン車やディーゼル車からの移行が加速しそうだ。

展示されたフォルクスワーゲンのコンセプトカー=ロイター
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展示されたフォルクスワーゲンのコンセプトカー=ロイター

 12日にドイツで開幕する「フランクフルト国際自動車ショー」に先だって開いた記者会見で新戦略を発表した。マティアス・ミュラー社長は「自動車業界の変革の流れは止まらない。我々が先導する」と述べた。

 これまでVWは独アウディや独ポルシェを含むグループ全体で25年までに30車種のEV・プラグインハイブリッド車(PHV)を投入するとしてきた。今回発表した計画では純粋なEVが五十数車種、PHVが30車種の計80車種以上に増やした。

 200億ユーロの投資でEV専用の車台を2種類開発するほか、工場の改良や充電インフラの拡充、電池の開発を進める。EVの中核となる蓄電池については200億ユーロの投資とは別に、25年までに500億ユーロ分を調達することを明らかにした。

 一方、独ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は11日、今後10年間で100億ユーロ規模をガソリン車の開発に投じる考えを明らかにした。英仏が40年までにガソリン車などの販売を禁止する方針を決めたことを「早とちりだ」とけん制した。

 ただ同社はこの日、22年までに「メルセデス・ベンツ」の全ての車種に電動化モデルを用意する方針も表明した。当面の主力商品であるガソリン車とEVの双方に目配りする構えだ。

 今回のショーには39カ国から前回より1割減の約1千社・団体が出展。世界初公開の車両や技術は228にのぼる。中国の長城汽車と奇瑞汽車が初めて参加する一方、日産自動車三菱自動車、イタリアのフィアットなどは出展しなかった。

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