2019年7月23日(火)

米メルク「キイトルーダ」、抗がん剤併用の肺がん治療法に承認

2017/5/11 10:38
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【ニューヨーク=高橋里奈】米製薬大手のメルクは10日、米食品医薬品局(FDA)が同社のがん免疫治療薬「キイトルーダ(商品名)」を他の抗がん剤と併用する肺がん治療法を承認したと発表した。がん細胞に直接働きかける抗がん剤「ペメトレキセド(物質名)」や「カルボプラチン(同)」と併用できるようになる。投与対象者が大きく増え、小野薬品工業の主力薬「オプジーボ」を脅かす可能性がある。

キイトルーダやオプジーボは、病原体から身を守る免疫の働きを生かしたがん治療薬。抗がん剤を併用する新たな治療法の治験(臨床試験)では、肺がん患者の55%に効果が認められた。

メルクのキイトルーダは2017年1~3月期の売上高が前年同期の2倍強にあたる5億8400万ドル(約670億円)。新治療法の承認で好調な販売に弾みがつきそうだ。16年の世界売上高ではオプジーボが約5200億円、キイトルーダが約1600億円だった。

FDAによる新たな治療法の承認を好感し、10日の米株式市場の時間外取引でメルク株は同日終値比3%上昇した。

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