2019年2月19日(火)

米クアルコム、アップルに反論 特許料返還訴訟で

2017/4/12 5:08
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米半導体大手クアルコムは10日、米連邦地裁に米アップルの訴えに対する反論を提出した。アップルは1月、クアルコムが不当に高い特許料を徴収していたとして連邦地裁に訴えていた。クアルコムは各国の独禁法の規制当局から次々に訴えられており、アップルはこれを機に取引条件の見直しを迫っている。

クアルコムは「我々の技術はアップルの成功に不可欠だった。それをアップルは不当に安く買いたたこうと世界で攻撃を仕掛けている」とアップルを激しく批判した。

クアルコムは競合製品を使いにくくするよう圧力をかけたとして、中韓では課徴金の支払いを命じられている。米国でも提訴され、欧州では調査を受けている。これに反応したアップルは米国だけでなく中国や英国でもクアルコムの特許料の水準が不当だとして返還訴訟を起こしている。

スマートフォン向け通信半導体でクアルコムは圧倒的な強さを誇るが、アップルは半導体技術の自社開発を強化している。クアルコムへの依存を下げる方向で投資を進めており、それが両社の関係を冷めたものにしている。

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