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北朝鮮労働者の受け入れ拒否を 河野外相、中東で協力訴え

【カイロ=林咲希】河野太郎外相は11日夜(日本時間12日未明)、訪問先のカイロで「日アラブ政治対話」を開いた。アラブ22カ国・機構からなるアラブ連盟の閣僚級を前に北朝鮮による核・ミサイル開発に言及。「中東地域にいる北朝鮮の労働者が外貨収入源となっている。中東に北朝鮮制裁の抜け穴を作ってはいけない」と強調し、制裁の実効性を高めるために協力を呼びかけた。

河野氏は演説で、国連安全保障理事会で新たな制裁決議を採択して「北朝鮮の外貨収入を大幅に減少させ、核・ミサイル開発能力に打撃を与える」ことが重要だと指摘。「北朝鮮との対話を求めるような発言は逆効果だ。今は圧力強化の時だとのメッセージを継続して発信する必要がある」とも訴えた。

日アラブ政治対話の開催は今回が初めて。日本の中東外交はこれまで経済・エネルギー分野が中心だったが、河野氏は北朝鮮情勢や中東和平問題なども議論した。協力分野を広げ、中東地域が抱える政治課題に積極的に関わっていく姿勢を示す「河野イニシアチブ」を打ち出した。

中東諸国との政治・安全保障対話を深めるため、12月にバーレーンの首都マナマで開く「マナマ対話」に出席する意向も表明した。同対話は英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)主催の国際会議で、中東地域の安保問題を話し合う。河野氏が出席すれば日本の外相では初参加となる。

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