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AI搭載スピーカー、マイクロソフトが参入

【シアトル=小川義也】米マイクロソフトは人工知能(AI)を搭載した「スマートスピーカー」市場に参入する。韓国サムスン電子傘下の音響機器大手ハーマンインターナショナルや米HP、米インテルと提携し、マイクロソフトの会話型AI「コルタナ」を搭載した製品を投入。急拡大する同市場で先行する米アマゾン・ドット・コムなどを追撃する。

マイクロソフトの会話型AI「コルタナ」を搭載したハーマン製スピーカーのデモ(10日、シアトル)

10日からシアトルで始まった年次開発者会議「ビルド」で、AI研究部門を率いるハリー・シャム上級副社長らが発表した。

ハーマンが今秋発売する「ハーマン・カードン・インボーク」は円筒形のボディーに合計6つの高音質スピーカーやマイクを内蔵。コルタナに話しかけることで音楽の再生やネット検索、スケジュールの確認ができるほか、通話ソフト「スカイプ」を使った音声通話もできる。価格は未定。当面は米国のみで販売する。

HPもコルタナを搭載した同様の製品を開発するほか、インテルは他のメーカー向けに「レファンレスプラットフォーム」と呼ぶひな型を開発する。

スマートスピーカーは14年に独自の会話型AI「アレクサ」を搭載した「エコー」を発売したアマゾンが市場を切り開いた。アマゾンは販売台数などを開示していないが、米モルガンスタンレーの推計によると、累計1100万台以上が売れるヒットとなっている。

米調査会社イーマーケッターによると、米国のスマートスピーカー市場におけるアマゾンのシェアは71%。昨秋に競合製品の「グーグルホーム」を発売した2位のグーグル(24%)を大きく突き放している。

米メディアによると、アップルも同社の会話型AI「シリ」を搭載したスピーカーを開発しているもよう。家の「スマート化」を加速すると期待される同製品を巡る競争は一段と激しくなりそうだ。

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