ツイッター、米情報機関のデータ利用制限 米紙報道

2016/5/10 8:18
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ツイッターは米情報機関が全投稿データを自由に分析できないようにしたと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

ツイッターの投稿は公開情報で誰でも確認できるが、量が多すぎて埋もれていくものが多い。情報機関が分析能力を高めるにはより多くのデータにアクセスする必要がある。だが、アップルやグーグルなどに続きツイッターも政府による情報収集の権限を制限しようとする動きを強めている。

米情報機関はツイッターの提携先である米ベンチャー、データマイナーなどを通じて全投稿へのアクセス権を確保しようとしている。ツイッターはデータマイナーに情報機関へのサービス提供をやめるよう要請したという。情報機関は引き続き公開情報である投稿データを分析することはできるが、その効率が落ちる可能性がある。

政府の情報収集に協力しているイメージがつけば、サービスの人気が落ちる可能性が高いため、ツイッター側には政府の情報収集権限を明確にしたいという意図がある。同社は政府機関から出た情報公開要求の詳細な開示を求めて2年前から連邦地裁で裁判を続けている。

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