2018年6月20日(水)

独ベンツ、米エヌビディアと提携 車向けAIで

2017/1/7 9:17
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 【ラスベガス=小川義也】独メルセデス・ベンツと米半導体大手のエヌビディアは6日、自動車向け人工知能(AI)分野で提携すると発表した。1年以内にエヌビディアのAIコンピューターを搭載した車をベンツが発売する。

 メルセデス・ベンツのデジタル戦略を担当するサジャド・カーン副社長とエヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が、ラスベガスで開催中の米家電見本市「CES」で発表した。

 ベンツのカーン副社長は会見で「12カ月以内にエヌビディアの製品を搭載した車を発売する」と述べた。ただ、エヌビディアの「製品」が自動運転向けの「ドライブPX」か、車載情報・娯楽システム向けの「ドライブCX」かは明らかにしていない。

 エヌビディアのファンCEOは「メルセデス・ベンツとエヌビディアは『AIカー』に関するビジョンを共有している」と述べ、幅広い領域での連携に意欲を示した。

 2社は3年前から水面下で協業を開始。シリコンバレーとドイツ南部シュツットガルトの2カ所に開発部隊を置き、共同で開発を進めているという。

 自動運転などに欠かせない自動車用AIを巡っては、エヌビディアや米インテル、オランダのNXPセミコンダクターズ買収を決めた米クアルコムなどが火花を散らしている。独アウディや米フォード・モーター、米テスラモーターズ、スウェーデンのボルボ・カーに続いて高級車ブランドのメルセデス・ベンツと提携を決めたことは、エヌビディアにとって追い風となりそうだ。

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