2019年1月19日(土)

VW、初の自動運転コンセプト車を公開 ハンドル無し

2017/3/7 6:47
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【ジュネーブ=加藤貴行】独フォルクスワーゲン(VW)は6日、グループ初の自動運転車のコンセプト車「セドリック」を初公開した。あらゆる状況で自動運転ができる「レベル5」を想定した。マティアス・ミュラー社長は同日、今後数年間で自動運転分野に数十億ユーロ(数千億円)を投じ、社内外の人材を集中的に配置する考えを示した。

VW初の自動運転コンセプト車「セドリック」=同社提供

ジュネーブ国際自動車ショーの開幕前日の自社イベントで公開した。セドリックは「セルフ・ドライビング・カー」の略。ドライバーが不在のレベル5であるため、ハンドルやペダル、コックピットがない。電気自動車(EV)で常にネット接続するのも特徴で、ライドシェア(相乗り)での利用も見込む。

ミュラー社長は自動運転に関し「技術の将来性と長期にわたる革命的な可能性を信じている」と指摘。投資を重点的に振り向け、社外の専門家を招いたり、グループのノウハウを共有したりする方針を示した。VWはグループの各ブランドの特性にあわせた自動運転のモデルを順次公表しながら、早期の販売をめざす。

VW幹部は昨秋のパリ国際自動車ショーでEVのコンセプト車を発表した際、EV専用の車台や主要部品を共通化したプラットフォームが自動運転に対応できると表明。車を動かす主役がエンジンから電池に切り替わり、余ったスペースで自動運転の関連機器も収容できる利点を生かすとしていた。約半年で自動運転のコンセプト車の披露までこぎ着けた。

VWは単なる自動車の販売にとどまらず、人の移動全般にかかわるモビリティーサービスまで収益機会を広げる方針を示している。自動運転車はその中核に位置づけられる。

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