/

景気見通しに「上振れリスク」 FRBが12月FOMC議事要旨

【ワシントン=長沼亜紀】米連邦準備理事会(FRB)は4日、2016年12月13~14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。1年ぶりに政策金利を0.25%引き上げた理由について「雇用と物価の目標に向け、前進を続けているという十分な証拠が得られたとの点で一致した」とした。17年以降については、次期トランプ政権が拡大的な財政政策をとるとの見通しのため、景気上振れリスクがあると見ていることが分かった。

議事要旨によると、委員は次期政権の財政政策やその他の経済政策の時期、規模、内容、またそれらが経済にもたらす影響に「大きな不確実性がある」と指摘。そのうえでほぼ全員が、景気について「上振れリスクが高まった」とした。同時に多くの委員は、引き続き、世界経済の予測以上の拡大や米国内の企業設備投資の加速がもたらす上振れリスクに加え、ドル高の進行や一部の海外諸国の金融面での脆弱性がもたらす下振れリスクにも注視が必要とした。

労働市場は16年中に大きく改善し、需給の緩みは減少したとの点でおおむね一致した。一部の委員は、長期的に正常な水準の失業率を下回り続ければ物価の急上昇を生み出す懸念があるが、そのリスクはわずかだと主張。複数の委員は労働市場が予測以上に引き締まった場合には、利上げペースについての市場との対話を調整する必要がでてくると指摘した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン