米シカゴ連銀総裁「緩やかな利上げが適切」

2017/2/4 5:36
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=長沼亜紀】米シカゴ連銀のエバンズ総裁は3日、物価には下振れリスクが残っているとして、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策は「緩やかな(金利水準の)正常化が適切」と述べた。イリノイ州での講演での発言。

トランプ新政権と議会が景気刺激策をとるとの予測から、市場ではFRBによる利上げペースが速まるとの見方がある。エバンズ総裁は、国際経済の展開次第で、さらにドル高が進む可能性があると指摘した。

ドル高になると、輸入物価の伸びが鈍化する可能性がある。エバンズ総裁は、緩やかな利上げで「下振れショックに耐えられるよう経済に十分な成長余地を与えるべきだ」とした。

トランプ政権は年4%の成長を公約に掲げている。エバンズ総裁は「そのような成長は、労働と生産性の構造的な改善が伴わない限り、賃金と物価を高騰させる」と警告した。

エバンズ総裁は利上げに慎重なハト派として知られる。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]