石油大手5社、4~6月は純利益64%減

2016/8/1 0:37
保存
共有
印刷
その他

足元の欧米メジャーの業績は低迷している。5社の2016年4~6月期の純利益の合算は20億ドルと前年同期に比べ64%減少した。米エクソンモービルなど4社は減益または赤字転落で、英BPは赤字幅が縮小したものの特別費用を除く実質的な利益はほぼ半減した。

純利益が71%減となった英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは、石油開発などの上流部門の赤字が続き、成長分野と見込む液化天然ガス(LNG)事業なども減益。米シェブロンは4~6月期だけで上流部門の減損処理などの特別費用を約28億3000万ドル計上し、5社で最大の赤字となった。

4~6月期の平均原油価格は1バレル44~45ドルと1~3月期に比べ約4割上昇した。通常、原油価格が上昇すると石油開発企業の業績は上向くが、5社合計の純利益は1~3月期に比べて半減。原油下落時の業績悪化を限定的にするため、シェブロンのように損失処理を急いだことも影響した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]