米石油メジャー、7~9月は大幅減益 原油安が直撃

2015/10/31 10:16
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【ニューヨーク=稲井創一】米石油メジャー2社が30日発表した2015年7~9月期の純利益はエクソンモービルが前年同期比47%減の42億ドル(約5000億円)、シェブロンは64%減の20億ドルとなった。石油製品販売などの下流部門は増益だったが、開発・生産を手がける上流部門の利益が原油安で落ち込んだ。

7~9月期の売上高はエクソンモービルとシェブロンがそれぞれ37%減った。両社とも原油生産量(天然ガス含む)は高水準だったが、指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の原油先物が大幅に下落したことが響いた。

原油安の長期化は避けられないとみて、シェブロンは6000~7000人を削減する方針を発表した。16年の投資額も15年(見込み)比で約25%減の250億~280億ドルに絞り込む。

原油安が進んだものの、15年4~6月期と比べるとエクソンとシェブロンともに純利益が改善した。WTIが足元の1バレル40ドル後半で推移し続けても業績の落ち込みは限定的にとどまるとの見方から、決算発表後の両社の株価はそろって上昇した。

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