2019年1月21日(月)

ギリシャ国民投票の用紙、「緊縮案反対」欄が上に

2015/7/1付
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欧州連合(EU)側からの財政改革案に「ノー」の意思表示を――金融支援再開の条件として受け入れを迫られる改革案を巡り、ギリシャ政府が5日に予定する国民投票で「受け入れ反対」の民意を求める姿勢が投票用紙の様式ににじみ出た。

30日までに明らかになった投票用紙の回答欄は受け入れ拒否を意味する「いいえ(OXI)」が「はい(NAI)」の上に設定されている。有権者の選択を左右するほどの効果があるかどうかは不明だが、投票で改革案の受け入れ同意が示された場合には退陣することを示唆しているチプラス政権の「焦り」がみてとれる。

英国放送協会(BBC)の報道などによると、投票用紙にはギリシャ語で「欧州委員会や欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)が提出した合意案を受け入れるべきか」と書かれている。ここで「合意案」とされる改革案の具体的な内容は記されていない。

チプラス首相は国民に対し、改革案が年金支給額の抑制などにつながるとして、投票で受け入れ反対を選択するよう呼びかけている。一方、EUのユンケル欧州委員長らはギリシャ国民に投票での賛意を求めている。(国際アジア部 寺井浩介)

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