2019年9月18日(水)

NATO、31日に外相理事会 米国務長官が就任後初出席

2017/3/30 19:08 (2017/3/31 0:04更新)
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【ブリュッセル=森本学】北大西洋条約機構(NATO)は31日、ブリュッセルの本部で外相理事会を開く。ティラーソン米国務長官が就任後初めて出席する。5月25日にトランプ米大統領も出席して開くNATO首脳会議を控え、加盟国の国防費の拡大や過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いなどテロ対策でのNATOの役割拡大を巡って協議する。

NATOのストルテンベルグ事務総長は30日に開いた記者会見で、理事会では加盟国が国防費支出の「公平な分担」で一致し、「きわめて重要な大西洋間の絆を再確認」する場になると期待を示した。

トランプ大統領は欧州の加盟国が「応分の負担」を負っていないと主張する。2月にはNATO国防相理事会に出席したマティス米国防長官が、2017年末までに国防費拡大へ「進展を示す」よう各国に要求。ティラーソン氏も加盟国に国防費拡大に向けた「行程表」を提示するよう改めて要求する方針だ。

NATO加盟国は24年までに、国防費を国内総生産(GDP)の2%以上に引き上げる目標を掲げるが、16年時点で達成したのは米英など5カ国にとどまる。

外相理事会は当初、4月5、6日に開催予定だった。しかし、ティラーソン氏が4月上旬に米国で米中首脳会談を開くことが浮上した時点で、同会談への同席を優先する意向が判明。日程調整したが、欧州側でくすぶるトランプ政権の「NATO軽視」への懸念が再燃した。理事会では、米国のNATOに対する関与低下への不安払拭も改めて課題となりそうだ。

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