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華為技術、15年のスマホ世界出荷シェア3位に浮上

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米調査会社IDCがまとめた2015年のスマートフォンの世界出荷動向で、中国・華為技術(ファーウェイ)が出荷台数を前年比44%伸ばし、韓国サムスン電子、米アップルの「2強体制」を追う3番手に浮上したことが分かった。急激なスピードで成長してきた中国・小米(シャオミ)にはやや息切れ感が出ており、中国勢の勢力図に変化の兆しが出ている。

中国でシェアを奪われ、窮地に立たされているサムスン電子はシェアを1.7ポイント減らしたが、22.7%で首位を守った。2位アップルとの差は6.5ポイントまで縮小。アップルは販売が好調だった前モデル「iPhone(アイフォーン)6」の貯金が効いた。

中国以外の市場で販売を伸ばしたファーウェイは、前年3位だった中国レノボグループを抜いた。4位に落ちたレノボは本体は好調だが、買収した米モトローラの販売不振が響き、シェアを2ポイント落とした。昨年には同事業の担当幹部が解任され、人員削減にも踏み切っていた。

一時は驚異的な伸びを見せた小米は伸び悩み、シェアは0.5ポイント増の5位のままだった。中国以外の市場開拓に時間がかかっているのと、主力の中国で従来より値段が高い中価格帯市場を戦略的に攻めているためとみられる。

15年の全体の出荷台数は10%増の14億3200万台。増加率は14年の28%から大幅に縮小し、スマホ市場が成熟化しつつあることをうかがわせる結果となった。

一方、15年10~12月期の全体の出荷台数は5.7%増の3億9950万台だった。上位5社の順位も通年と同じ。年末商戦では首位のサムスンが21.4%、アップルが18.7%で続いた。小米は昨年7~9月期から0.6ポイント減の4.6%にシェアを落としている。

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