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モンゴル総選挙、最大野党が圧勝 新政権人事に着手へ

【ウランバートル=原島大介】モンゴルの国民大会議(国会、定数76)の総選挙で、最大野党の人民党が過半数を獲得して圧勝することが確実となった。与党・民主党は大幅に議席を減らして惨敗した。人民党は近く、新首相選出や閣僚人事に着手する見通し。与党の経済政策や汚職問題に対する国民の不満が、野党の地滑り的勝利につながった。

モンゴル国旗

選挙管理委員会が30日午前に発表した暫定結果によると、全選挙区のうち、人民党が改選前の30から大幅に伸ばし、65議席を獲得。民主党は38から9に減らし、サイハンビレグ首相も落選した。最終結果は「投票日から15日以内に大統領に報告する」(選管)とした。投票率は前回を上回り、72.1%。

人民党のエンフボルド党首は同日未明の会見で「支援してくれた国民に感謝する」と勝利宣言した。地元メディアによると、人民党は今月中旬に行われる民族最大の祭典「ナーダム」までに首相を選出し、組閣を目指す。同党の首相の選出は4年ぶりとなる。

一方、民主党幹部は「選挙結果を受け入れる。(これまでは)大変な4年間だった」と敗北を認めた。

モンゴルは資源安などで景気が低迷するほか、国民の政権与党に対する不満が高まっていた。また選挙直前に選挙制度を従来の中選挙区比例代表制を変更。各選挙区で最多票を獲得した候補者1人が当選する完全小選挙区制に移行したことも、人民党に有利に働いたようだ。

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