クアルコム、蘭半導体大手の買収検討 米紙報道

2016/9/30 10:39
保存
共有
印刷
その他

【グアダラハラ(メキシコ)=兼松雄一郎】米半導体大手クアルコムがフィリップスの半導体部門だったオランダ半導体大手NXPセミコンダクターズの買収を検討していると米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。金額は3兆円を超える規模で、合意までに2、3カ月はかかる見通しだという。自動車向けの開発を強化する狙いがあるとみられる。

NXPは自動車、認証端末など向けの半導体開発に強みを持つ。15年に旧モトローラの米同業フリースケール・セミコンダクタを買収しており、車載半導体では世界首位。クアルコムにとっては、最近取引が縮小している米アップル向けにNXPが近距離無線通信「NFC」チップを大量に供給しているのも魅力だ。

研究開発費の負担が重くなっている半導体業界では、ソフトバンクグループの英アーム・ホールディングス買収や、米アバゴ・テクノロジーによる米ブロードコム買収など3兆円を優に超える大型買収が相次いでいる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]