2019年2月23日(土)

国政介入疑惑、朴大統領の友人帰国 31日にも聴取

2016/10/30 19:39
保存
共有
印刷
その他

【ソウル=山田健一】国家機密にかかわる重要文書の漏洩で批判されている韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人で、文書を受け取っていた崔順実(チェ・スンシル)氏が30日、韓国検察の事情聴取に応じるため、帰国した。崔氏は重要文書閲覧や財団の資金流用など国民が関心を寄せる疑惑の中心人物。検察は31日にも事情聴取を始めて疑惑の解明を進める。

崔氏は30日朝、滞在先の英国から帰国した。帰国後、崔氏の弁護士はソウル市内で記者会見を開き「検察の捜査に積極的に応じ、真実をそのまま述べる」との崔氏の意向を説明した。韓国検察は「(崔氏を)必要な時に召喚する」とし、早ければ31日、遅くても11月初めに聴取する見通しだ。

検察は大統領府の捜査も前日29日に続いて実施した。検察が29日に検討した大統領府の家宅捜索はこの日も見送ったが、任意提出の形で大統領府から前日よりも大量の文書を押収したもよう。

韓国メディアは「7箱以上の分量の押収物を確保した」とする検察関係者の話を伝え、大統領府が29日よりも捜査に協力的な姿勢を示すようになったとの見方を示した。

一方、大統領府は30日夕、朴大統領が李元鐘(イ・ウォンジョン)大統領秘書室長ら政府高官8人の辞表を受理したと発表した。朴大統領の国会議員時代からの側近3人が含まれる。国民の強い批判で信頼する側近の退任を受け入れざるを得ず求心力の一層の低下は避けられない情勢だ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報