2019年8月23日(金)

「火星12の発射に成功」 北朝鮮メディア、正恩氏立ち会い

2017/8/30 7:44 (2017/8/30 13:01更新)
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【ソウル=峯岸博】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、北海道上空を通過した中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練が29日に実施され、成功したと報じた。訓練に立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)委員長は米韓合同軍事演習への対抗措置だとし「(米領)グアムをけん制する前奏曲となる」と米国を威嚇した。

火星12は今月上旬に北朝鮮軍が米領グアム沖への発射計画で予告したミサイル。

同通信は発射訓練について、31日までの日程で実施中の米韓合同指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」に対抗する武力示威の一環として実施したと指摘。「目標水域に命中着弾した」として「ミサイルの戦闘的性能が完璧であると評価された」と報じた。

正恩氏は「米国の態度を見守るとしたわれわれの警告に、米国は好戦的な侵略戦争演習で応えた」と非難。「今後、太平洋を目標とする弾道ミサイル発射訓練を多く実施して、戦略兵器の戦力化を積極的に進めなければならない」と語った。

今後の対応について「我々は引き続き米国の言動を注視し、それにより、今後の行動を決心する」とけん制した。北朝鮮の戦略軍は火星12を4発同時に米領グアム周辺に発射する計画を検討していると表明している。

ミサイルを発射したタイミングに関し同通信は、正恩氏が「恥ずべき韓国併合条約」から107年にあたる29日に「日本人を驚愕(きょうがく)させる大胆な作戦」を立て、発射を承認したと伝えた。

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