2017年12月16日(土)

中国の景況感、5年5カ月ぶり高水準
インフラ投資が後押し

2017/9/30 10:58 (2017/9/30 12:37更新)
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 【北京=原田逸策】中国国家統計局と中国物流購入連合会が30日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.4と前月より0.7ポイント改善した。景気判断の節目となる50を2016年8月から14カ月連続で上回った。PMIの改善は2カ月連続で2012年4月以来、5年5カ月ぶり高水準となった。

 PMIは製造業3千社へのアンケート調査から算出し、受注や生産などが50を上回れば拡大、下回れば縮小を示す。

 生産(前月比0.6ポイント高い54.7)、新規受注(同1.7ポイント高い54.8)の改善が目立った。8月は悪化した、輸出に限った新規受注も前月比0.9ポイント高い51.3と大きく改善した。

 企業の規模別にPMIをみると、大型企業が前月比1.0ポイント高い53.8と大幅に改善し、全体を引っ張った。10月の共産党大会を前にインフラ投資は高水準を保っており、インフラ建設を受注しやすい大手国有企業が好調とみられる。

 一方、中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが30日発表した9月のPMIは51.0だった。景気判断の節目となる50は4カ月連続で上回ったが、前月より0.6ポイント低下した。統計局のPMIと逆の動きとなったのは、統計局の調査は大手国有企業が中心であるのに対し、財新の調査は民間の中堅・中小企業も多く含まれるためとみられる。

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