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米フォード、世界販売20年に1.5倍 アジアなどテコ入れ

【米ミシガン州ディアボーン=杉本貴司】米フォード・モーターは29日、2020年までの6カ年の中期経営計画を発表した。世界販売台数を13年比で1.5倍にあたる940万台に増やす。出遅れていたアジアで生産を拡大するほか、低迷していた高級車事業の底上げを図る。世界再編の流れと一線を画し、独力での世界5強入りを狙う。

フォードは7月に元マツダ社長のマーク・フィールズ氏が最高経営責任者(CEO)に就任した。11年時点で前任のアラン・ムラーリー氏が15年までに800万台体制にする内容の計画を公表していたが、経営陣の刷新を機に目標を修正した。

フォードの世界販売台数(13年)は6位。上位の独フォルクスワーゲンや日産自動車がM&A(合併、買収)で巨大化するなか、自力での「世界5強入りを目指す」(フィールズ氏)。

成長戦略は、もともと手薄で伸びしろが大きい分野をテコ入れするのが柱。その一つがライバルの米ゼネラル・モーターズ(GM)と比べて出遅れたアジア戦略だ。中国やインドの工場新設で、同地域での生産台数を7割増の年270万台に引き上げる。アジアでの新車の投入数を、14年の10車種から15年には19車種に増やす。

テコ入れするもう一つの分野が高級車だ。このほど「リンカーン」ブランドを中国にも投入し、20年時点での世界販売台数を3倍の30万台に引き上げる。車種数も現在の6から8に増やし、中国ではリンカーン専門の販売店を8店舗から25店舗に増やす。

14年の利益については減益となる見通しを示した。北米でリコール(無償回収・修理)費用がかさむため。20年時点での税引き前利益の目標は最大95億ドル(約1兆円)とし、86億ドルだった13年からの上乗せを目指す。

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