2019年2月20日(水)

独米自動車大手、EV急速充電整備で提携 まず欧州400カ所

2016/11/29 23:22
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【フランクフルト=加藤貴行】ドイツのフォルクスワーゲン(VW)グループやBMW、ダイムラーと、米フォード・モーターは29日、欧州で電気自動車(EV)向けの急速充電拠点を整備する共同事業を始めると発表した。2017年から高速道路沿いに最大出力350キロワットの充電器を設置。まず400カ所を目標にし20年には数千カ所まで拡大する。

欧米勢が推進する充電規格「コンバインド・チャージング・システム(コンボ)」を使う。現状普及している急速充電器から出力を約7倍に高め、充電時間の大幅な短縮ができる。この先の車載用電池の大容量化にも対応。国境を越え移動することが多い欧州のドライバーのEVへの不安を解消したい考えだ。

共同事業にはVW傘下の独アウディと独ポルシェが加わり、高級車販売で競うBMW、ダイムラーを含む各社がEV普及で手を組む。また創設メンバー以外の同業他社の参加を募り、拠点を整備する地元企業などとの提携も広げる方針だ。

一方、高出力の充電器が各地に設置されることに伴い、電力を供給する電力会社側の対応も必要になる。IT(情報技術)を使った充電予約で電力の需給調整をしやすくするサービスなどの普及が進む可能性もある。

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