2019年6月26日(水)

独BASF、ミャンマーに工場建設 化学品を製造

2017/1/4 22:57
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【ヤンゴン=ウ・トレイン・ラ・トゥエ】ドイツの化学世界最大手、BASFがミャンマーに工場を建設する。同国の建設業界向けにセメントやコンクリート用の特殊薬剤などの化学品を製造し、インフラ整備に伴う高度な建設用資材の需要獲得をめざす。これまで欧州企業の対ミャンマー投資はサービスや資源開発などの分野が多かったが、製造業への本格進出が進みそうだ。

ミャンマー当局の認可が下りれば、2017年にも最大都市のヤンゴンに工場を建設する。BASFのアジア建設用化学品部門の責任者は「ミャンマーの建設業は高層ビルや道路、橋などの領域で高度化が進んでいる。高品質な技術や製品に対するニーズが高まる見込みだ」としている。新工場への投資額は公表していない。

ミャンマーはセメントを年800万トン消費している。ただ、国内のセメント生産能力は年310万トンにすぎず、需要の半分以上を輸入に頼っている。このため同国の1人当たりのセメント使用量はタイの551キログラムに比べて、約76キログラムと1割強にとどまっている。BASFは、国内での生産能力不足を商機とみているようだ。

軍事政権下のミャンマーに対して欧州は経済制裁を科していた。民政移管後も欧州企業の進出は資源や通信、食品などの分野に限られていた。

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