2019年9月17日(火)

習主席「アジアは運命共同体」 ボーアオフォーラム演説

2015/3/28付
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「博鰲アジアフォーラム」年次総会で演説する中国の習近平国家主席(28日、中国海南省)=共同

「博鰲アジアフォーラム」年次総会で演説する中国の習近平国家主席(28日、中国海南省)=共同

【博鰲(ボーアオ・中国海南省)=大越匡洋】中国の習近平国家主席は28日午前、博鰲アジアフォーラムで演説し「アジアは運命共同体だ」と強調し、域内の連携の強化を呼びかけた。習氏は米国による一極支配を念頭に「国際秩序の調整が加速し、絶えず変化している」と指摘したうえで、協力と互恵に基づく「新たな国際関係」の構築をめざす姿勢を示した。

習氏は「今年は反ファシズム戦争と抗日戦争に勝利して70年だ。歴史を心に刻む重要な時だ」と述べた。「アジアにはまだ歴史が残した問題がある」と指摘したうえで、「対話と協力で地域の安全を促進し、平和な手段で争いを解決すべきだ。武力の使用や威嚇に反対すべきだ」と語った。

自ら提唱する中国から欧州までの海と陸のシルクロード構想(一帯一路)や、そのインフラ整備を支援するために創設するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に関しても「閉鎖的なものではなく、開放的、寛容なものだ」と強調した。「中国の独奏ではなく、周辺の国々との合奏だ」として、周辺国の利益にも目配りする姿勢を示した。

AIIBの創設に向けた準備の進捗に自信を示すとともに、「アジア開発銀行(ADB)や世界銀行などほかの国際機関と相互に補完し、協力して発展する」と語り、中国の国益を優先する機関になるのではないかとの警戒感の払拭に努めた。

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