2019年3月19日(火)

米国で有機食品ブーム拡大 15年の売上高過去最高

2016/5/30 9:21
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【シカゴ=野毛洋子】米国で有機食品ブームが拡大している。米有機取引協会(OTA)によると、有機食品の売上高は2015年に397億ドル(約4兆3500億円)と過去最高。前年比の伸び率は11%で食品全般の3%を大きく上回った。健康志向の高まりに加え、オバマ政権の支援もあって成長が続きそうだ。

有機食品は米食品売上高の5%を占める。OTAは有機食品を8種類に分け、売上高を調べた。

売上高トップは野菜・果物で10.5%増の144億ドル。野菜と果物で作るスムージーの人気に伴いフレッシュジュース向けが34%増と大きく伸びた。2位は乳製品で、売上高は10%増の60億ドル。伸びが目立つのが調味料(7位)で、売上高は19%増え10億ドルを超えた。

米国の有機食品の売上高は過去10年間で2倍以上増えた。小売り大手も品ぞろえを増やしている。OTAのローラ・バチャ最高経営責任者(CEO)は「有機セクターの拡大は米景気の明るい材料。今後も力強い成長が続く」と指摘する。

オバマ政権も農業を含む有機産業を支援している。米農務省は生産性向上に向けた調査など、有機産業振興に過去7年間で約2億6千万ドルを投じた。農家支援にも1億1500万ドルを充てた。ミシェル・オバマ大統領夫人はホワイトハウスに有機菜園を作り、毎年子供たちを招いている。

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