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シリア北部でトルコ空爆、市民35人死亡 クルド人勢力と戦闘

【カイロ=共同】シリア北部に展開するトルコ軍は28日、少数民族クルド人勢力の支配地域に空爆や砲撃を実施、シリア人権監視団(英国)によると、少なくとも民間人35人が死亡した。27日には、クルド人勢力のロケット弾でトルコ兵1人が死亡しており、トルコ軍とクルド側の戦闘が激しさを増している。

トルコ軍は28日、空爆でクルド人勢力の戦闘員25人を殺害したと発表した。

トルコ軍は過激派組織「イスラム国」(IS)とクルド人勢力を攻撃対象として、24日にシリア反体制派の部隊と共にシリア北部へ地上侵攻。ISの拠点ジャラブルス制圧後は、攻撃の重点を主にクルド人勢力に移している。

トルコ軍は27日、戦車部隊を増派、反体制派と連携しジャラブルス南部の地域でクルド人勢力と衝突した。28日も南へ向けて進軍、空爆も強化しており、戦線が拡大している。反体制派の司令官はロイター通信に、トルコ軍側の目標は今月下旬にクルド人勢力がISから奪ったマンビジュを制圧することだと語った。

トルコ政府は、シリアのクルド人勢力をトルコからの分離独立を目指すクルド労働者党(PKK)傘下のテロ組織とみなしている。

クルド人勢力はこれまで、米軍の支援を受けてISの拠点を次々と制圧、トルコ政府が猛反発してきた。対トルコ関係も重視する米政府がクルド人勢力に対し、マンビジュやその周辺からの撤収を求めたことで混乱が広がっている。

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