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米グーグル、アマゾンともに業績好調 7~9月

【シリコンバレー=藤田満美子、清水石珠実】米グーグルの持ち株会社アルファベットと米アマゾン・ドット・コムが27日発表した2016年7~9月期決算は、ともに売上高と純利益が大きく伸びた。アルファベットはモバイル向けや動画を中心に主力の広告事業の売り上げが拡大、アマゾンはネット通販事業やクラウドサービス事業が好調だった。

アルファベットは売上高が前年同期比20%増の224億5100万ドル(約2兆3630億円)、純利益が27%増の50億6100万ドルだった。売上高、純利益とも四半期として過去最高を更新した。

為替変動の影響を除くと売上高は23%増。グーグル部門は売上高が20%増の222億5400万ドル、営業利益が17%増の67億7800万ドルだった。モバイル検索や動画共有サイト「ユーチューブ」など自社サイトの広告収入は23%増えた。動画や音楽といったコンテンツの配信やハードウエア販売など「非広告」事業は39%の増収だった。

グーグル以外の事業をまとめた「その他」部門の売上高は40%増の1億9700万ドル。住宅設備のネスト・ラボや通信サービスのグーグル・ファイバーがけん引した。営業損益は8億6500万ドルの赤字(前年同期は9億8000万ドルの赤字)。通信サービスの先行投資などが重荷となった。

グーグル部門の設備投資額は4%増の24億3400万ドル。一方「その他」部門は3億2400万ドルと20%増えた。9月末時点でアルファベットの従業員数は6万9953人と1年前と比べ1万人近く増えた。クラウド関連サービスを中心に採用を拡大している。

アマゾン・ドット・コムの純利益は前年同期比3倍超の2億5200万ドルで、6四半期連続で最終黒字を確保した。売上高は29%増の327億1400万ドルだった。

ただ1株利益は0.52ドル(前年同期は0.17ドル)にとどまり、市場予想(0.78ドル程度)を下回った。年末商戦がある10~12月期の売上高見通しを420億~455億ドルとし、中心値が市場予想(446億ドル程度)に届かなかったこともあり失望を誘った。27日の時間外取引でアマゾン株は急落し、同日終値から一時5%超下がった。

積極的な投資姿勢で知られるアマゾンだが、利益率の高いクラウドサービス「AWS」の拡大効果で黒字基調が続いている。同事業の売上高は55%増の約32億ドルだった。ネット通販事業では配送コストが増えていることなどが収益の重荷となっている。

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