2018年12月12日(水)

グアテマラ大統領、不正告発した国連機関幹部の追放発表

2017/8/28 10:37
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【リオデジャネイロ=共同】中米グアテマラのモラレス大統領は27日、国連から任命された独立調査機関のトップを「好ましからざる人物」として国外追放すると発表した。同国検察庁と共にモラレス大統領の選挙資金不正疑惑を告発していた人物で、同国憲法裁判所は27日、処分の一時差し止めを発表。国連や国内外からは、直ちに非難の声が上がった。

グテレス国連事務総長は報道官を通じ「追放を知って衝撃を受けた」とする声明を発表。現地からの報道によると、米英、カナダなどの在グアテマラ大使館は、共同声明で遺憾の意を示した。

大統領は27日、追放に反対していたとされるモラレス外相を更迭。エルナンデスマック保健相は同日、大統領に抗議して辞表を提出した。

追放処分を受けたのは「グアテマラ無処罰問題対策国際委員会」の委員長でコロンビア人のベラスケス氏。同委員会は国家権力による犯罪や汚職の撲滅を目指して、国連との合意の下、2007年からグアテマラで活動している。

検察庁とベラスケス氏は25日、15年の大統領選で多額の選挙資金を選挙管理委員会に報告しなかった疑いがあるとして、大統領に対する捜査開始許可を最高裁に請求したと発表していた。

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