2019年1月23日(水)

トランプ氏、水責め尋問の復活断念 国防長官の判断に従う

2017/1/28 10:37
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【ワシントン=大塚節雄】トランプ米大統領は27日、メイ英首相との共同記者会見で、テロ容疑者らに対する水責め尋問などの「拷問」の復活を断念する考えを示した。マティス国防長官が慎重姿勢であることに言及し「私は必ずしも賛成しないが、彼が優先する。私がその力を与えているからだ」と述べ、長官の判断に従うと説明した。

水責めなどの過酷な尋問手法はオバマ前大統領が拷問だとして禁じたが、トランプ氏は25日のテレビインタビューで「絶対に有効だと思う」と表明。これに対し、マティス氏は復活に反対する立場をとり、政権内の不一致が表面化していた。

トランプ氏は、マティス氏を「彼はエキスパートで、非常に尊敬されている。将軍のなかの将軍だ」とたたえ、判断を「彼に委ねる」と話した。「だが、私は賛成しない」とも繰り返し、復活に未練もみせた。

大統領は米軍最高司令官を兼ね、国防長官はその配下にある。トランプ氏は今回、「優先する(override)」という言葉を使い、国防長官が大統領の判断を覆せる立場にあるかのような異例の見解を示した。

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