2019年1月24日(木)

ミャンマー軍総司令官「現行憲法の基本原則守る」

2015/3/27付
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【ネピドー=松井基一】ミャンマー国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は27日、首都ネピドーで開いた国軍記念日の式典で演説し、「国軍には政治、行政、経済の改革を引き受ける義務があり、現行憲法の基本原則を守るため影響力の行使と監視を続ける」と述べた。最大野党、国民民主連盟(NLD)などの憲法改正運動をけん制する狙いとみられる。

ミャンマーでは2011年春の民政移管後も、軍事政権時代に制定された憲法規定によって国会議席の25%が軍人に割り当てられるなど、国軍の政治介入が続いている。総司令官は「政党政治への偏重は国を不安定にする。ゆとりあるペースの改革が適切な発展をもたらす」とも述べ、早急な民主化の進展に消極的な姿勢を示した。

国軍記念日は毎年ネピドーで開かれ、総司令官演説は国軍トップの肉声に触れる数少ない機会として注目される。一方、NLDのアウン・サン・スー・チー党首は昨年と一昨年は式典に参加したが、今年は体調不良を理由に欠席した。

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