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トランプ氏、暴言抑制 クリントン氏は攻撃戦略

【ヘンプステッド=川合智之】米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(70)の初の直接対決となった26日の第1回テレビ討論会は激しい論戦となった。クリントン氏はトランプ氏への攻撃で失言を誘う戦略に出た。トランプ氏は普段の暴言を抑えつつも、私用メール問題などクリントン氏の弱点を突いた。

クリントン氏は討論会冒頭から攻撃を開始し「トランプ氏は1400万ドルを父親から借りてビジネスを始めた」と挑発。トランプ氏は「極めて少額だ」と反論した。

トランプ氏は「クリントン長官」と呼び、普段の「いかさまヒラリー」とのあだ名を封印するなど、「大統領らしさ」の演出に腐心した。ただ議論が白熱すると「(クリントン氏は)口ばかりで何も行動しない、典型的な政治家だ」と早口で切り捨てた。

クリントン氏はトランプ氏が確定申告書を公表していないことを指摘すると、トランプ氏はクリントン氏が公務で使った私用メールをすべて公表したら「私も公表する」と反撃。クリントン氏は「(私用メール問題は)間違いだった。責任は私にある」と謝罪したが、トランプ氏は「意図的だ」と追撃した。

両候補はテレビ中継だけでなくネット経由の視聴者も意識した。クリントン氏は「私のウェブサイトで(トランプ氏の発言の)事実検証をしているので見てほしい」と言うと、トランプ氏も「私のも見てほしい」と言い返した。

クリントン陣営は選対幹部のほか、ビル・クリントン元大統領や娘のチェルシーさんが会場を訪れた。トランプ陣営は妻のメラニアさんや子供たちが来場したほか、クリントン氏が国務長官時代に起きたリビアのベンガジでの米領事館襲撃事件の生存者も招待し、クリントン氏の失政を印象づけることを狙った。

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