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パナマ運河拡張工事完了で式典 LNG船の通航可能に

【サンパウロ=宮本英威】太平洋と大西洋を結ぶ中米のパナマ運河の拡張工事が完了し、26日に開通式が行われた。中国のコンテナ船が第1号船として通航した。式典でパナマのバレラ大統領は「パナマと世界にとって歴史的な日だ」と拡張の意義を強調した。

同日午前、大西洋側に新たに設けられたアグアクララ水門から中国国有の海運大手、中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)のコンテナ船が入り、同日夕に太平洋側のココリ水門を通過した。

工事は船舶の大型化に対応したもので、従来の約3倍の積載能力を持つコンテナ船や液化天然ガス(LNG)船の通航が可能となる。商業利用が始まる27日には日本郵船の大型液化石油ガス(LPG)船がまず通航する予定。運河の拡張で、北米から日本やアジアへのエネルギー輸出に弾みがつく可能性がある。

パナマは2006年に実施した国民投票で運河の拡張計画を決め、07年に工事を始めた。当初は運河の開通100周年にあたる14年の完工を目指していたが、工事を受注したスペインなどの企業連合との間で追加負担を巡るトラブルが起き、完成が遅れていた。

拡張工事に投じた費用は50億ドル(5100億円)超。既存の水門に並行する形で、両岸に新たな水門を設けた。通航できる船舶の全長は294メートルから366メートルに、幅は32メートルから49メートルに広がった。

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