2018年10月23日(火)

アップル、1~3月13年ぶり減収 iPhone初の販売減

2016/4/27 9:11
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アップルが26日発表した1~3月期決算は、売上高が前年同期比13%減の505億5700万ドル(約5兆6300億円)となった。減収は13年ぶり。大画面モデルの発売で昨年は絶好調だったスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の販売台数が前年比で減少した。アイフォーンの販売が減るのは2007年に発売して以来、初めて。ドル高による海外収益の目減りや中国など新興国市場の減速も響いた。

純利益は22%減の105億1600万ドルで、実質的な1株利益は1.9ドル(前年同期は2.33ドル)となった。地域別では減速が懸念されていた中国の売上高が26%減と、ついに減少に転じた。前の期は14%増だった。

アイフォーンの販売台数は16%減の5119万台。3月末に発売した4インチ画面の小型モデル「SE」は今回の決算には含まれていない。パソコン「Mac」は12%減の403万台となった。昨秋に大型モデルを投入してこ入れを図ったタブレット「iPad」は不振が続き、19%減の1025万台だった。腕時計型端末「アップルウオッチ」や「アップルTV」などを含む「その他」部門の売上高は30%増だった。

主要なハード3製品がともに減少した一方で、ソフト・サービスの売上高は20%増と好調を維持した。決算発表後の電話会見でティム・クック最高経営責任者(CEO)は1~3月期について「昨年が好調すぎた反動」だと強調。「顧客がアップル端末を使い続ける比率は極めて高い。中国も長期的に楽観視しており、インドも5割以上販売が伸びている」と強気な姿勢を貫いた。

だが、4~6月期の売上高予想は新モデルの「SE」分の上積みがあるにもかかわらず、前年同期比13~17%減とした。26日の米株式市場の時間外取引で、同社の株価は一時、同日終値と比べて8%以上下がった。

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