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VW排ガス不正、社内で11年に指摘 独紙報道

(更新)

【フランクフルト=加藤貴行】独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス試験の不正問題をめぐり、2011年時点で同社内で違法な規制逃れの問題が指摘されていたことが分かった。独紙フランクフルター・アルゲマイネが27日、報じた。VWはすでに試験に関わった可能性がある幹部を停職処分としたが、組織ぐるみで長期にわたり不正に関与していた疑いが強まっている。

25日のVWの監査役会に提出された内部調査報告に、社内の技術者が11年に違法性を警告していたという記述があったという。また独紙によると、問題のソフトをVWに提供した独自動車部品大手ボッシュは07年に、ソフトはあくまでも内部のテスト用であり、規制対策に用いるのは違法であると文書で警告していた。

欧州連合(EU)も13年時点で、試験に対応した不正ソフトの存在を指摘していた。不正は今月、米当局の発表で発覚したが、業界内や規制当局の間で疑惑は広く共有されていた可能性がある。

マルティン・ヴィンターコーン前社長は自身が技術畑の出身で07年に社長に就任後、社内で大きな影響力を持っていた。同氏は不正への関与を否定している。

米当局によると、VWは違法ソフトで試験の際にだけ排ガスの基準値をクリアする不正をしていた。VWは違法ソフトを組み込んだ対象車両が世界1100万台になるとしている。

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