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LVMHの16年通期、最終11%増益 酒類販売や新製品好調

【パリ=竹内康雄】高級ブランド世界最大手のLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)が26日発表した2016年通期決算は、最終利益が39億8100万ユーロと前年から11%増えた。売上高は5%増の376億ユーロで過去最高を記録した。ワインなど酒類の販売が世界で伸びたほか、主力のルイヴィトンの新製品が好調で業績を押し上げた。

地域別では米国や欧州、日本を除くアジアで軒並み前年を上回ったが、日本は3%減だった。中国人客の日本での消費が落ち込んだためだという。アルノー最高経営責任者(CEO)はパリでの記者会見で17年の見通しを「地政学や為替市場の不透明さから、慎重にみている」と語った。

アルノー氏は9日、就任前のトランプ米大統領にニューヨークで面談した。同氏は「米国では当面はマイナスの要素よりプラスの要素が多いと思う」と主張。具体的には減税や規制緩和、公共工事の増加などを挙げた。加えて経済分野の閣僚などに指名された人々は「銀行家など経済のプロで、うまくいくはずだ」と述べた。

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