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ポスコ、イラン高炉建設に協力 独自製鉄法を技術移転

【ソウル=加藤宏一】韓国の鉄鋼最大手のポスコが、イランの製鉄企業のPKPが進める高炉一貫製鉄所の建設計画に協力することが26日分かった。ポスコが開発した独自の低コストの製鉄法「ファイネックス工法」の技術を移転し、PKPは2017年にも高炉の建設に着手する見通し。核開発に伴うイランの経済制裁が解除された後に明らかになった韓国企業初の大型の協力案件で、韓国企業のイラン進出が今後も加速しそうだ。

韓国の産業通商資源省の幹部が同日、明らかにした。PKPがイラン南東部のチャーバハールに建設する高炉の生産能力は年間160万トン規模の見通しで、総投資額は約16億ドル(約1900億円)になる。ポスコの関係者によると、製鉄所事業への出資なども視野に入れており、両社は3月にも建設プロジェクトの了解覚書を交わす予定だ。

韓国とイラン政府は2月末にも閣僚級の経済共同委員会を開いて、韓国側は産業通商資源相をはじめ、130人余りの経済使節団をイランに派遣する予定だ。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は昨年3月、サウジアラビアなど中東4カ国を訪問し、中東地域でインフラやサービスなど幅広く協力関係を深める方針を示している。

ポスコのファイネックス工法は通常の高炉のように鉄鉱石を焼結炉で、石炭をコークス炉で事前処理する必要がなく、前工程を省けるため、設備投資や生産コストを抑えられるという。ポスコはすでに中国の重慶鋼鉄集団(重慶市)が進める年間生産能力300万トン規模の合弁一貫製鉄所に同工法を技術移転する方針を明らかにしている。

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