2019年2月17日(日)

仏ガス工場襲撃1人死亡 1人拘束、テロとみて捜査

2015/6/26付
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【ブリュッセル=森本学】フランス南東部のリヨン近郊で26日午前(日本時間同日午後)、ガス工場の襲撃事件があり、工場内で大きな爆発が発生した。フランスのメディアによると工場の近くで頭部が切断された1人の遺体が見つかった。爆発によるけが人も複数出ているもようだ。

現場はリヨンから約30キロにある工場地帯で、フランスのAFP通信は、工場の入り口付近に車が突っ込んだあと、車に乗っていた男が小型の爆発物を爆発させたと伝えている。遺体付近にアラビア語で書かれたメッセージが置かれていたとの情報もある。

襲撃犯は工場を襲った際、イスラム過激派の旗を持っていたと伝えられている。その後、現場付近で襲撃犯とみられる30代の男が逮捕された。襲撃犯は複数だったとの目撃情報もある。捜査当局はテロ事件の可能性が高いとみて、犯行の背景や動機を調べている。

欧州連合(EU)首脳会議への出席でブリュッセル入りしていたオランド仏大統領は26日、帰国して事件に対応するため、首脳会議を中座した。

ブリュッセルで記者会見したオランド大統領は事件について「テロ攻撃だったことは間違いない」と断定。事件現場へ軍隊を配置し、事態拡大を避けるため「あらゆる措置をとる」と強調した。帰国後すぐに大統領府(エリゼ宮)で緊急の閣僚会議を招集し、対応を協議する考えも示した。

仏政府は、仏南東部のテロに対する警戒レベルの引き上げを指示し、カズヌーブ内相が現地入りした。

フランスでは1月、イスラム過激派による新聞社「シャルリ・エブド」の襲撃事件や、ユダヤ教徒向けの食料品店での立てこもり事件が相次ぎ発生した。仏政府はパリなどのテロ警戒レベルを最高水準に引き上げていた。

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