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原子炉の圧力容器にひび ベルギー、停止中の原発

【ブリュッセル=共同】ベルギーの原子力規制当局は26日までに、現在停止中の同国の原発2基について、原子炉圧力容器に最大約18センチのひびがあることが判明したと電力会社から報告を受けたと発表した。

問題の2基は北部のドール原発3号機と南部のティアンジュ原発2号機。2012年に圧力容器に微細なひびが見つかったとして運転を停止した。当局は13年に運転再開を許可したが、14年3月に圧力容器の耐久性に関する別の検査で安全性に疑問が生じる結果が出て、再び停止した。

同当局は「(電力会社の)分析は継続中で、圧力容器の安全性に関する結論はまだ出せない」としているが、ベルギー紙ルソワールは、運転再開の見通しはさらに不透明となったと報道。環境保護団体は「2基は閉鎖すべきだ」と訴えている。

圧力容器の鋼材に、水素によってひびが生じたとされる。電力会社によると、ひびの数は12年の報告では2基で計約1万だったが、その後、超音波検査の精度が高まり、14年には計約1万6千と確認。当初は最大約7センチだったが、最大約18センチに改められた。

ひびは容器の表面から0.5~15センチ内部にあるという。電力会社は圧力容器の製造時にできたもので、その後変化していないとの見方を示している。

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