2018年7月23日(月)

VW、1.5兆円の制裁金支払いを米地裁が承認

2016/10/26 10:03
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 【ロサンゼルス=中西豊紀】独フォルクスワーゲン(VW)は25日、排ガス不正を巡る米国での顧客補償や環境当局との民事上の和解について、原告団との仲裁役だったカリフォルニア州の地裁から最終承認を得たと発表した。昨年9月に発覚した排ガス不正は米国だけで総額147億ドル(約1兆5000億円)という巨額の制裁金支払いで、米国における訴訟の主要部分が決着した。

 合意内容の柱は排気量2リットルの車の保有者に対する総額約100億ドルの補償金。環境当局に対しては環境関連費用や電気自動車(EV)の普及のために47億ドルを支払う。自動車メーカーに対する米国での制裁金としては過去最大規模となる。

 ただ、今回正式に決まった支払いに加え、排気量3リットルの車についても集団訴訟が続いている。さらに米司法省が刑事訴追を視野に調査を進めている。韓国など米国以外でも司法当局がVWに厳しい姿勢をとっている国があり、不正にまつわる費用は今後も膨らむ可能性がある。

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