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レアアースの米最大手、モリコープが破産法申請

中国の規制緩和で市況悪化

【ニューヨーク=稲井創一】ハイブリッド車のモーター用磁石などに使うレアアース(希土類)の米最大手モリコープは25日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をデラウェア州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。中国のレアアース輸出規制の緩和で市況が悪化。資金繰りに窮していた。

モリコープは今月1日に社債の利払いを見送ると発表するなど、財務が厳しい状況が続いていた。その後、金融機関などの債権者と債務削減の協議を進めてきた。事業を迅速に再建するため、いったん債務を整理する破産申請に踏み切る。17億ドル(約2100億円)の債務の再編を進める。2015年末までに再生期間を終了したい考えだ。

モリコープはハイブリッド車に使われるネオジムなどを生産する。10年の中国の輸出削減に伴いレアアースの価格が高騰したことを受け、生産設備を増強。しかし、その後、中国が輸出規制を緩和して、価格が下落。期待していた収益を上げられず、負債が重荷となっていた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しているモリコープ株は9営業日以内に上場廃止される見通し。

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