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西欧のディーゼル車販売、16年50%割れへ VW不正響く

【ロンドン=共同】西欧の新車販売台数のうち、ディーゼル車が占める割合が2016年に7年ぶりに半数を割り込む見通しとなったことが25日までに英調査会社LMCオートモーティブがまとめた分析で分かった。

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れでディーゼル車離れが進んでいるためだ。欧州メーカーは電気自動車(EV)の強化を急いでいる。

LMCによると、16年1~9月のディーゼル車の比率は49.5%。通年では49.3%を見込み、15年の51.9%から大幅に減る。今後も減少が続き、23年には39.0%まで落ち込むと予想する。

対象は英国やドイツ、フランスなど計17カ国。

欧州で、自動車大手はディーゼル車を二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えられ、環境にも配慮した「エコカー」として売り込んできた。燃料にガソリンより安い軽油を使うことも消費者に支持され、2000年前後から割合が大きく高まった。

しかし、15年9月にVWのディーゼル車が米国で基準値の最大40倍の窒素酸化物(NOx)を排出していたことが発覚し、消費者の間に不信感が広がった。他のメーカーの一部車種でも、実際の排出量と公表値との違いが指摘されている。

ディーゼル車に対する逆風を受け、VWは25年までにグループで30車種を超えるEVを売り出す計画だ。ドイツのダイムラーは高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」でEV専用ブランド「EQ」を新設すると表明し、1回の充電で最長500キロ走れる試作車を公開。先行するフランスのルノーはEVの累計販売が10万台を突破した。

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