2019年1月19日(土)

豪閣僚、二重国籍で辞任

2017/7/25 21:41
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【シドニー=高橋香織】オーストラリアのカナバン資源・北部担当相が25日、豪州とイタリアの二重国籍だったことが判明し、閣僚を辞任した。同氏は「知らなかった」として、上院議員にとどまる意向を示した。豪州の憲法は二重国籍を持つ人が議員になることを禁じており、二重国籍が発覚した野党・緑の党の上院議員2人が今月、相次いで辞職している。

カナバン氏は記者会見で「知らない間にイタリア系の母親が(同氏の)イタリア市民権を申請していた」と説明した。同氏は豪州生まれで「イタリアにもイタリア大使館にも行ったことはない」と語った。本人の同意なしに付与された市民権を理由に議員辞職すべきかどうか、最高裁の判断を仰ぐ方針だ。

ターンブル政権は内閣改造を迫られる。当面はジョイス副首相が資源・北部担当相を兼任する。

移民国家の豪州で二重国籍を持つ人は珍しくないが、議員になるのは禁じられている。緑の党のラドラム氏はニュージーランド、ウオーターズ氏はカナダの国籍を保有していたことに気づかず、国籍放棄の手続きを怠っていた。

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