イタリア解放から70年、各地で式典

2015/4/25付
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【ジュネーブ=原克彦】ドイツ、日本と同盟を結び第2次世界大戦を戦ったイタリアの各地で25日、ムッソリーニが率いたファシスト党からの解放を記念する「解放記念日」の式典が開かれた。同国では事実上の終戦記念日に該当し、今回は解放から70周年にあたる。

北部ミラノでの式典ではマッタレッラ大統領が演説し「民主主義を将来の世代に引き継がなくてはいけない」と指摘。「野蛮な行為から我々を自由にするために戦った人々に感謝する。レジスタンスは我が国の倫理的な基盤だ」と述べた。

記念日は1945年4月25日に抵抗勢力のパルチザンらがミラノなどからナチス・ドイツの支配下にあったファシスト勢力を追い出したことに由来する。

イタリアは米英の連合軍が南部シチリア島に上陸した1943年、ムッソリーニを更迭・拘束して武装解除を約束した。だが北部はムッソリーニを助けたドイツとファシストに支配され、45年まで戦闘が続いた。ムッソリーニは同年4月28日に処刑され、翌日にはミラノで遺体が逆さづりの状態で公開された。

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