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シリアに向かうロシア軍機墜落 92人搭乗

機器の不具合か

(更新)

【モスクワ=田中孝幸】国営ロシア通信によると、ロシア軍の要員ら92人を乗せてシリアに向かう予定だった軍用機が25日午前5時20分(日本時間同11時20分)ごろに南部ソチを離陸直後、レーダーから消え、近くの黒海に墜落した。搭乗者の生存は絶望視されており、軍の捜索隊は黒海沿岸で数人の遺体を発見。墜落原因はわかっていないが、機器の不具合の可能性が指摘されている。

プーチン大統領は25日、墜落に関する調査委員会を立ち上げるよう指示。ペスコフ大統領報道官は原因を特定するのは時期尚早だと語った。

国防省によると、墜落したのはロシア軍のツポレフ154機で、軍の楽団員やロシア人記者など乗客84人と乗員8人を乗せていた。主に合唱隊で構成する楽団員の一行はシリアの北西部ラタキア近郊のヘメイミーム空軍基地で空爆作戦などに当たってきたロシア軍の兵員たちを慰問するため、シリアに向かっていた。

シリア情勢を巡ってはロシアが後押しするアサド政権が今月、反体制派の拠点である北部アレッポを制圧。中東では昨年9月から反体制派を空爆してきたロシアへの反発も強まっており、19日にはトルコの首都アンカラで現地に駐在するロシア大使が警官に射殺される事件が発生していた。

国防省によると墜落機を操縦していたのは3千時間以上の飛行経験を持つ熟練したパイロットで、機体は9月に定期整備を受けたばかりだった。インタファクス通信によると、墜落機は救難信号を出していなかったという。捜査当局はテロの可能性も含めて墜落原因の調査を進めているとみられる。

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