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米高官「村山談話継承を」 首相議会演説で

日韓関係改善を期待

【ワシントン=吉野直也】ローズ米大統領副補佐官は24日、安倍晋三首相の26日からの米国訪問を前に電話で記者会見した。日韓関係の改善に向け、29日の首相の米議会演説などで過去の植民地支配と侵略を認めた村山富市首相の談話を継承すべきだとの立場を明らかにした。

ローズ氏は会見で「われわれは首相に過去の談話と合致する形で建設的に取り組み、地域の緊張を和らげるよう働きかけている」と表明した。訪米中、安倍首相は29日に日本の首相として初めて米上下両院の合同会議で演説する。ローズ氏の発言を受け、歴史認識にどう言及するかに関心が集まる。

今年1月には当時のサキ国務省報道官が村山首相の談話に関して「日本による近隣国との関係改善の努力の重要な1章を刻んだ」と述べていた。この日のローズ氏の発言はさらに踏み込んだもので、米政府が安倍首相の米議会演説や戦後70年談話に懸念を抱いている一端がうかがえる。

ローズ氏はオバマ大統領の側近で「核兵器なき世界」など代名詞となる演説を書いた。外交・安全保障政策にも影響力を持つ。メデイロス米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は会見で「歴史問題は最終解決に達するようなやり方で取り組むことが重要だ」と強調した。

首相は22日のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の首脳会議での演説では、先の大戦への「深い反省」には触れたが、「侵略」や「おわび」には言及しなかった。

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