2018年6月20日(水)

英蘭シェル、北米シェール部門を他部門に吸収

2016/2/25 9:49
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 【フランクフルト=加藤貴行】英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは24日、北米でシェールオイル・ガスなど新型資源を手がける組織を廃止し、他部門に吸収すると発表した。かつて新型資源は成長分野として脚光を浴び、シェルも専門組織で手がけてきたが、原油安で収益性が急速に低下している。開発・生産は続けつつ組織を簡素にしてコスト削減を優先する。

 新型資源を手がける北米の専業は軒並み収益が悪化し、業界再編の火種とみられている。経営体力のあるシェルは早い段階で組織を見直し、縮小に備える狙いもありそうだ。

 シェルは北米のシェール鉱区を石油開発・生産を手がけるグローバルの上流部門に統合する。また、カナダに多い重質油を含む砂の層「オイルサンド」などは石油精製・販売の下流部門に一体化して運営する方針だ。

 シェールオイル・ガスやオイルサンドは、中東の陸上油田などに比べ生産コストが高い。カナダのオイルサンド専業のカナディアン・オイル・サンズがカナダ石油大手に買収されるなど、M&A(合併・買収)の動きも出始めている。

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