NYで隔離の医師、エボラ感染確認 看護師2人は回復

2014/10/25付
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【ワシントン=川合智之】米疾病対策センター(CDC)は24日、西アフリカのギニアから帰国したニューヨーク市の医師が、エボラ出血熱に感染していることを確認したと発表した。米での感染者は4人目。米南部テキサス州ダラスの病院で治療中に感染した女性看護師2人は24日までに回復し、ウイルスが確認されなくなった。

23日、米ニューヨークで、エボラ出血熱に陽性反応を示した男性医師が収容された病院の入り口で警戒する警官=ゲッティ共同

CDCは医師が入院したニューヨークの病院に専門家チームを派遣した。公衆衛生や感染症などの専門家が治療や感染防護策を助言する。

ニューヨーク保健当局は24日、医師クレイグ・スペンサー氏(33)が発症前に立ち寄った場所を検査した。レストランやコーヒー店、ボウリング場は検査に合格し、医師の自宅も消毒した。医師は21日から倦怠(けんたい)感があったといい、当局は医師のここ数日の行動を詳しく公表した。医師と緊密に接触した同居する婚約者と友人2人の計3人は隔離され、経過観察されている。

8日に死亡したリベリア人男性と接触し、感染した1人目の看護師ニーナ・ファムさんは24日、東部メリーランド州の米国立衛生研究所(NIH)の病院から退院した。記者会見で「この日を迎えることができて光栄です」と述べ、エボラ熱から回復し血清を提供したケント・ブラントリー医師に感謝した。

ファムさんは退院後、家族と米ホワイトハウスを訪れ、オバマ米大統領と面会した。オバマ氏はファムさんを抱きしめて回復を喜んだ。

米南部ジョージア州アトランタの病院に入院している2人目の看護師アンバー・ビンソンさんを巡っても、病院は24日、「経過は良好だ」と発表した。エボラウイルスは血中から検出されていないという。

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